「見立て」で会話が弾む | パステルアートインストラクターのための「困った!」解決Tips
【講座中】参加者様との関わり方

「見立て」で会話が弾む

【講座中】参加者様との関わり方

パステルアートのワークショップ中の会話のヒントになる視点「見立て」と、それを活かした関わり方についてお話します。

見立て=モチーフへの投影のこと

「見立て」という言葉は適切ではないかも知れませんが、他に丁度いい言葉が見つからないので…。ここで言う「見立て」とは、例えば鳥が二羽いる絵を描いている時に、片方が自分、もう片方が旦那さんと思いながら気持ちを入れる、といった風にモチーフに何かをを投影・仮託することです。

こう表現するとややこしそうですが、実は誰でも日常的にやっていることですね。大きいチューリップとちょっと小ぶりのチューリップを見て「あら~うちの姉妹みたい!片方がお姉ちゃんでもう片方が下の子っぽいわ」なんて。

ぱす子さん
ぱす子さん

イマジネーション豊かなものづくり系ジャンルでは、講師・参加者とも得意な分野かもですね~。

ひふみん
ひふみん

そうそう、まさに我々の得意なこと。

絵を描く時にも、お雛様や鯉のぼりのように家族構成を仮託しやすいモチーフならば、ご自分や旦那さん、お子さんお一人お一人に見立てやすいですよね。また、その行為自体が家族へのプレゼントのように大切に思えるでしょうし、丁寧にえがこうというモチベーションにもなります。きっと帰ってからお子様に「こっちの緑が〇〇で、こっちが…」とお話されることでしょう。

ぱす子さん
ぱす子さん

ほっこり…

隠れテーマを引き出してあげよう

パステルアートのワークショップでは、おしゃべりも大きな楽しみの一つです。こういった、その方ごとの隠れテーマをさりげなく引き出してあげると、「このお花、うちの孫娘のイメージでオレンジ色なのよ」「この、大きな口で笑ってる雪だるまが私のつもり」など、教えて頂けるかも知れません(聞くまでもなくどんどんおしゃべりして下さる方も多いでしょうが笑)。それをきっかけに参加者様同士のおしゃべりが盛り上がってくれたらいいですね。

ひふみん
ひふみん

「お孫さん、オレンジ色がお好きなんですか?」「〇〇さんに表情そっくり~笑」など会話が弾み、場の雰囲気も和みます♪

ポエム的な表現を受け止める懐を

人物だけでなく、感情をイメージする方も多いでしょう。あの時のワクワクした気持ち、キラキラな思い、あるいは悲しみ…。聞いてよい範囲で話題にして触れることで、実はその方の感情の整理の一助になっているということもあります。

パステルアートというジャンルは、例えて言うなら、文字を書けば必ずポエムになる原稿用紙のように、ソフトフォーカスが強制的にかかるカメラのように、かなり抽象表現に特化した手法です。講師にも、仮託したものが何かを幅広く受け入れる懐が求められます。心を柔らかくして、どんなものが飛び出しても「おっ、そうきましたか」と楽しみ受け止めましょう。

ひふみん
ひふみん

逆に自分個人の中のそういったイメージを伝えちゃうのもいいですね。講師の隠れテーマって意外と尊重してもらえますよ!会話のキッカケにも。

ぱす子さん
ぱす子さん

桜のモチーフの時、「実は…私の中では、自分が高校に入学する時の風景をイメージしてるんです」ってお話したら、それキッカケで結構おしゃべりに花が咲きました~。言ってみるもんですね。

距離感と、好みは人それぞれ。

最後に…。何かを仮託しているということは、その方のプライベートの領域でもありますから、当然踏み込まれることに抵抗がある方もいらっしゃいます。参加者様との距離感を測ってから話題にするよう心がけましょう。また、そのようにイメージすることそのものに興味がないという方もいらっしゃいます。何を思ってえがくかはその方の自由ですので、押し付けに感じられる表現は避けましょう。

ぱす子さん
ぱす子さん

そういえば、この間の参加者様は「そういうのは考えないな~」っておっしゃってたな。人それぞれですね。

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森の奥の内緒話

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