こんにちは、原からかです!
この記事では、原がパステルアートのインストラクター活動をやっていくために作品作りの時に心掛けていることを紹介します。
ほんのちょっとのことですが、とても大切なこと。
それは…
出来がイマイチでも途中で描くのを止めないこと!
どゆこと?と気になった人は最後まで読んでみてね。
想像と実際の差にガッカリしたらそこがスタートライン!
次のワークショップ用にモチーフを練っているとき…
これイケそう!
と思っても、実際にやってみると途中で
- 期待したより見映えがしない
- 手順がゴチャついて再現しづらい
- 楽しめる盛り上がりポイントが無い
とだんだん分かって来ること、ありませんか?
原はしょっちゅう
想像と違った…(ガクリ)
とひとり落胆しています。
でも!だけど!
その時どう行動するか、そこが大事なんです!
途中で描くのを止めるのは簡単。でも…
インストラクターがモチーフを練っているとき、もちろん自分一人ですね。
うまくいかなそうなら、途中でキャンバスをクシャっと丸めて捨てたって、誰も困りません。
だいたい「これじゃうまくいかない」と思っている時のイヤ~な気分、とにかく圧倒的に楽しくないですよね。
もうコレ捨てて描き直そうかな~…
って思いませんか?(原はいつも脳裏によぎる!)
でも!ちょっと考えてみて下さい。
「楽しくない!思ったように出来ない!」と思っているのが、ワークショップ中の参加者様だとしたらどうでしょう?
「これは止めましょ」と描きかけの紙を捨てられませんよね。
ムリムリ…!!
うまくいかない=楽しくない、を何とかする力を養おう
パステルアートのワークショップというのは、基本的にストイックさはありません。
とにかく参加者様に「こんなのが描けた、楽しい!」と思ってもらえるように作られています。
うん、楽しい・ワクワクが第一信条!
つまりインストラクターとして活動する=参加者様の楽しみのために尽力するってことです。
ワークショップ中に参加者様を楽しくない気分にさせる原因は、ほとんどが「うまくできない」こと…。
言い換えれば
「うまくできない」をマネジメントすることこそが、インストラクターの役割なんです!
マジでマジで!!ほんと大事なんだって!
こればっかりは場数を踏まないと磨けないスキルですが…。
でも大丈夫!
ひとりでおうちにいても、練習することはできます!
詳しく説明するから、聞いて欲しい!ほんとに。
頭の中に「エア参加者様」を作ってみて
ここで最初の話に戻ります。
モチーフ作りの途中でうまく描けなかった時には、そこで頭を切り替えてこう考えてみましょう。
- 今、私はワークショップで教えている最中。
- そこである参加者様から声を掛けられ、こう言われる…。
- 「先生~、なんか上手く出来なかった~😢」
- その方のお手元には、描きかけのモチーフ…あっこれ確かに上手くいかなそう。
自分の絵を見ながらそこまで妄想してみて!
とにかく妄想です!
脳内に「エア参加者様」を作り出してください。
パステルアート好きな人みんな妄想得意でしょ?(勝手な偏見)
さあ!そうなると…
- クシャクシャポイ!や~めた、とは出来ません。
- これじゃダメ!とダメ出しなんてもってのほか。
現状でもいい部分が必ずある、そこを見つけて活かして、なんとかリカバリーしなくてはいけませんよね。
考えて、考えて…。脳みそフル回転!
リカバリーの練習は必ずワークショップで活きる!
リカバリー作業では、自分一人の価値観で「良い・悪い」を決めていては前進しません。
だって一度自分にダメ出ししちゃってるもんね
じゃあどうするか…?
もっと別の価値観で見るんです!
不特定多数の人と相対するワークショップでは、インストラクターが「これはちょっと…」と思うものでも、誰かには「イイね!」だったりしますし、その逆もありえます。
その両方の視点を柔軟に使ってワークショップ中の参加者様に「楽しい」を提供するのがインストラクターです。
否定は絶対にしません!(信念)
例え無意識にでも、イントラクターなら誰もが使ってる視点の切り替え。
その視点切り替え能力を、今!なう!自分のイケてない描きかけの絵に適用してみましょう!
…どうでしょう?リカバリーのアイディアが浮かんで来ませんか?
浮かんで来ない!?
そんな!それじゃああなたの目の前の(脳内でね)エア参加者様が悲しまれるじゃないのよ!
もっと!モア!アイディアを絞り出して!
ぐっ…ひねり出さざるを得ない
…。
……。
どうでしょう?
ちょっと茶番に寄り過ぎているかも知れませんが、原はいつもこう考えてリカバリー作業をやってます。
ホントのホントのガチよ
リカバリー作業は、そういう柔軟な価値観を自分の中に養う練習になります。
そういった様々な視点で頭をひねって手を動かすうちに
「ココをこうしたら…」
「案外、こんな路線変更も…」
というアイディアが湧いてくること、ありますよね。
それってすごく実践的なテクニックを磨く機会なんです。
いわば応急処置の引き出しの増設!
↓ 価値観の切り替えについてはコチラも ↓
最後まで描けば自信にも繋がる
途中で描くのを止めない方がいい理由は、もうひとつあります。
それは、逃げ癖がついてしまうこと。
自分が納得いくまでやり直すタイプの創作と違って、ワークショップのインストラクターはその場で参加者様に「楽しい」を提供しなければいけません。
そこに「逃げ場」はありません。
なぜならワークショップは一発勝負だからです。
まさにライブ!熱い!!
普段から「や~めた」を積み重ねていると、きっとワークショップ中にもその考えが頭をよぎります。
そんなんイヤだぁ( ;∀;)
それよりもリカバリーの記憶を沢山重ねて
「大丈夫、きっとやれる」という自信を手に入れましょう!
練習だって立派な経験です。
- ヘンなところが細い型紙にしちゃったけど…マステでうまく補強した!
- 余白が多すぎる構図だったけど…メッセージを入れるのにちょうどよかった!
- 遊び心のない構図だったけど…90度傾けてみたら、意外とドラマチック!
そういう経験の引き出しが、生きたインストラクターのスキルになり、自信に繋がっていきます。
いつも面白がる気持ちを忘れないで
モチーフを練っている間は、楽しくも孤独な時間です。
そこで上手くいかなかったときに、さらに自分を追い込むように逃げ場をなくすことはちょっとツライかも知れません。
でも、そのツラさをそのまま受け止めるのではなく、興味深く面白がるような視線で眺めてみて下さい。
そうやって色んな価値観・視点・方法でリカバリー練習をすることで、余すところなく自分の失敗を自信に変えることができるんです。
だから…。
インストラクターは途中で描くのをやめてはもったいない!
失敗したら
本日のエア参加者様降臨~
って思うといいよ!
最後までお読み頂きありがとうございました!
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(読んだら分かるけどペーペーなのよ!心意気でなんとかやってます!)
原のインスタも見てね~!!