こんにちは、原からかです!
オリジナルでモチーフを作るパステルアートインストラクターは必ず経験するんじゃないでしょうか。
ひとりでモチーフを作っている時に襲われるこの感情…。
イケてない…!
これじゃあ誰も喜んでくれないよ…!(つд⊂)
どうかな?ないかな??
原はよくこの負のスパイラルに陥ってる…(特に深夜ね。深夜はイカン)
この記事では、そういったモヤモヤの沼に落ちてしまった時に目を向けて欲しい視点を紹介します。
沼に落ちがち仲間は見てみてね~。
さぁ、今日もぱす子さんとひふみんに解説してもらいましょう!
あなたの視点だけで見ていると…
うーん…
どうしたの?ぱす子さん
来月のワークショップのモチーフ練りに練ったんですが、何だかイマイチな気がしてモヤモヤしてます
ってもう告知もしてるのに!
…でも分かるわ。
そんな時は見方を変えてみましょう
一生懸命作ったモチーフでも
- 何か足りない…
- 逆にゴチャゴチャし過ぎてる気がする…
- 盛り上がるのか不安…
そんな気分でモヤモヤすることありますよね。
「これじゃ参加者様に楽しんで頂けないんじゃないか?」
そう考えるときが一番苦しいもの。
そう…なんかネガティブの渦にハマっちゃうんです
価値観は人の数だけあります
ですがそう考えている時、実は「自分ひとりのものさし」でモチーフを評価しちゃってます。
参加者様があなたのクローンでもない限り、必ず!絶対に!
「物の価値をどこに見出すか(価値観)」はあなたと違います。
それなのに先回りして「これじゃダメだ」と考えるのは、参加者様の価値観の多様性を無視していることにもなります。
無視って…そんなつもりはないですよ!
うんうん。参加者様に喜んで頂きたいのよね
焦点は「楽しんで頂けているかどうか」
だけどちょっと考えてみて下さい!
(わっ、今回のやつ私の好みドストライク!
先生のセンス最高!)
と思っておられる参加者様の前で、インストラクターがこう言ったら?
イマイチで恐縮ですが…これが今回のモチーフです、ごめんなさい…
しっかりこのシチュエーション想像してみました?
(………)
ハッ!
それはとんでもなく参加者様に失礼ですね!
でしょ?自分の感情だけでモチーフを卑下しちゃだめよ~
インストラクター本人がその時出来る限りの力を注いでちゃんとモチーフを練った後なら
それが「イイ」か「イマイチ」かは、参加者様に委ねる部分。
インストラクターはそこで価値の判断を押し付けずに、描く過程を最大限楽しんで頂くために力を注ぎましょう。
逆に言えばインストラクターが
今回のは会心の出来!きっと大盛り上がり~
とワークショップに臨んだとしても、思ったほど響かないことも大いにあり得るってこと…。
「えっ?そこがウケるの?」という想定外のことだって。
(うぐぐぐ…)
どちらに転ぶかは分からないのが人対人の面白いところです。
インストラクターがワークショップ中に注力するのは
参加者様に今この時に楽しんで頂くためにはどうすればよいか?
これだけ!
そのために「ここの部分、すっごく楽しく描けますから!やってみましょ」とハキハキ言えればいいのです。
堂々とね!だって楽しんでもらうための場でしょ
ちょっと辛口になっちゃうけど…
卑屈なインストラクターから習って嬉しい人はいないわよ
たっ…確かに!
価値観スイッチを沢山持っておいて
自分で自信のない部分を、ポジティブに人に示して見せるのには勇気が要りますよね~(^▽^;)
でもその根拠を「相手の価値観を尊重するため」にしたらどうでしょ?
ちょっと心理的抵抗が減りませんか?
「〇〇様が気に入ってくれて私も嬉しいです!」
ってことですね
100点満点!
その一言に尽きます
特にワークショップ中のインストラクターは、さまざまな視点をタフに切り替える能力が必要。
あなたが「イマイチ」と思っても参加者様には「イイね!」かも知れません。
あるいはその場に居ない誰かの「イイね」の可能性だってあることを考えないといけません。
決めつけずに、でも堂々と、最大限の「楽しさ」を提供する姿勢で臨みましょう。
結局あなたのモチーフが好きな人が集まる
既にワークショップを繰り返し開催してリピーターさんが来てくれてる場合は、もっと俯瞰して考えてみましょう。
ある参加者様がリピーターになってくれたら、それは
「あなたの世界観が好き」→「だからまた来たわ」
ということに他なりません。
ホントにそうよ!
そこを疑っちゃ卑屈を通り越して失礼ね
「期待に添えるかな?」と緊張する気持ちも大切ですが、
前回既に参加者様の期待に応えた → 結果リピーターとなって頂けた
ことに目を向けて「好き」と思って頂けたあなたの世界観を大切にしていきましょう!
逆に言えば、気に入らなかった人は二回目来ないの。
何事も相性だから、むしろそれでOK!
なるほど~…
うん!このモチーフで自信をもって臨みます。
私らしさを好きって思って下さる方のためにも…
そうやって笑顔でイキイキ人前に立てたら一人前よ。
頑張ってね!
いかがでしたか?
ど深夜に繰り返しモチーフ作りをしてる時。
ワークショップ開始前に不安に思う時。
この視点の切り替えを思い出して、終わりのないマイナス思考の沼から抜け出してください!
最後までお読み頂きありがとうございました。